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  こちらの製品に関しましては、現在取り扱い見合わせしております。
どうしても諦めきれない方へは、個別対応させていただきますが
オーダーから納品までは概ね1年から1年半、現地仕様変更や為替にも
よりますが、暫定的に350万円前後〜のコストを事前ご検討の上お問い合わせください。




 半世紀以上かたくなにスタイルを変えなかったロイヤルエンフィールドの英国クラシックフォルムと物作りに関して頑固なまでに拘り続ける質実剛健マイスターの国ドイツ製ディーゼルエンジンを搭載したディーゼルエンジンのモーターサイクルが日本初上陸した。

 このディーゼルバイクは単に既存のクラシックバイクにディーゼルエンジンを搭載しただけのトリッキーで懐古趣味な乗り物というだけではございません。
(↑たしかにそうなんだけど・・・、ホントは)
 
 このディーゼルバイクのスゴイところは、環境に対する意識の高いヨーロッパで、自動車やモーターサイクルに対する排ガス規制であるユーロ3をクリアしており、このような楽しい(ユニーク?な)乗り物の多くがそうであるように、個人的な趣味優先で製作する公道を走行することを目的としない、たまたま遊び半分で作りました・・・的なワンオフオモチャではなく、受注生産に近いハンドメイドで製作されているものの、オーダーすればきちんと(?)ナンバーの取れる生産品としてデリバリーされているのだ。

 また、このディーゼルバイクはクラシカルなフォルムをしているが、現存しているオールドロイヤルエンフィールドのレストアフレームにディーゼルエンジンを搭載したものではなく、オーダーを受けてから一台一台熟練のドイツ職人が丹念に組み上げる厳然たる新車なのである。

 そして、一番の特徴である搭載したディーゼルエンジンは、特有の熱効率のよさから、100kmを走行するのに1.8リッターの消費(メーカー公表値)であることや、今注目を浴びている次世代リサイクル燃料であるバイオディーゼルフューエル(BDF)の使用も可能であることも見逃せない。

 しか〜し、まぁもっともらしい理屈でこねくり回して高効率やエコロジーも当然大切なテーマではあるけど、単純にディーゼルエンジンのバイクなんて楽しいじゃないですか。

 そしてこのクラシカルなフォルムは、フレームサスペンション、ブレーキ、ミッションなどは50年以上もまえからほぼそのまま踏襲されているものであるので、空冷シングルディーゼルエンジンのズ太いトルクとサウンドとともに50年の時をさかのぼり、オリジナルのテイストをそのまま味わうことができる貴重な楽しいモデルでもあります。

しかも、国土交通省の正式認可を取ったナンバー付きの車両として日本の公道を可能としたバイクなのです。

また遊びの殿堂 互興マリンが見つけてしまった。







 そもそものスタートは、互興マリンを長い間ご利用いただいているボートオーナー様の一言だった。
"ねぇねぇ・・・ディーゼルエンジンのバイクってあったら面白いんじゃない???"というお話があった。

 わたしも、富士重工の汎用エンジンを搭載したエンフィールドロビンの話は知っていたので、
"昔こういうのがありましたよ"的なお話をさせていただいたのですが・・・
"だったら、今どんな感じかチョッと調べてくれる???"・・・となったわけです。

 ・・・こうなると俄然燃え上がる、互興マリン。早速、ネットを駆使してはあちらこちら調べしまくり・・・

 すると、ほとんどはバックヤードビルダーたちが楽しみで作っているものばかりが出てきたのだが、アメリカとヨーロッパで何件か"販売品"として現行製造しているディーゼルバイクを発見し、ソノ中でもコレが一番楽しそうだね。と、オーナー様がこちらの国内導入を決定したワケだ。

 実際の輸入と、メカ的な対策、国土交通省とのやりとりはスバルを中心とした
レースで数多くの実績のある御殿場の株式会社プローバさんにお願いし、
(このイベントが終わった翌日の5/18は、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで行われる24時間耐久レースに出発してます!!!)今回の筑波サーキットでのお披露目の段取り、プロモーション今後の実際の販売に関しても最終的にプローバさんが行うこととなる。

 今回は、このディーゼルバイクの導入にあたっては、言いだしっぺのお客様がスポンサーとなり(笑)、オーナー様と以前より交流のあった
プローバの福島社長へ情報提供し、ヨーロッパを中心とした世界中に実績のあるプローバさんが実働部隊となってこのプロジェクトが成功しわけだ。

 国土交通省の車検に関してもプローバさんの技術と実績によって成功し、今回国内導入第1号となったこの個体のオーナーとなったオーナー様は、この筑波サーキットで初ご対面となったわけだが、それはもう大変お喜びになっていました。(私的にはコレが一番嬉しい〜。充実した瞬間です)

今後このディーゼルバイクの国内販売普及に際しては、いろいろな方を巻き込んでしまった、互興マリンも当然お手伝いしたいと思います。(またしても楽しいものを見つけてしまった〜)

このバイクのオーナー様も仙台ですし、一通り雑誌などの取材が終了いたしましたら、御殿場のプローバさんからオーナーのモトへ間もなく来ますので、そのときに再度皆さんにもお知らせいたします。
こんなディーゼルバイクなんかどうすんの???という方もいるでしょう。
しかし、ワルノリしすぎか?ぐらいがちょうどイイのだ。


そして、そのお披露目の場となったのが
2009/05/17の筑波サーキットで開催された
テイストオブ筑波
基本諸元
排気量 462cc
最高出力 8kw(11ps)/3500rpm
車両重量 180kg
燃料/容量 軽油/13.5リッター
始動方式 キック、セル
環境基準 Euro3



ピット前での風景

オーナーと株式会社プローバ社長福島氏。
オーナーは笑顔がこぼれっぱなし!!!

わたくしも写真に納まった(笑)
福島社長も本当に気さくな方で楽しんでいた。

このページを見てのお問合せは
互興マリンまでお願いいたします

実際のオーダーは、一台一台オーダーを受けてからハンドメイドで作成する為、
相当のお時間をいただくことを事前に了解いただきます。
ディーゼルバイクの筑波サーキット走行風景は
YouTubeにアップしました。
YouTube-001
YouTube-002
注-YouTubeへのアクセスは自己責任にて。

筑波サーキットお披露目ツアーの様子は
blog(船務メモ)にアップしました。
船務メモは、事前同意が必要です。
ご覧になる方は同意したものとみなします。


(オマケ)
同時に行われたエクストリームライドの風景。スゴイよね。

そして、オーナーのもとへ無事納車。
某月某日、某所にて
無事ディーゼルバイクちゃん納車。

気分を盛り上げる為(?)某地下駐車場にての
納車でした。(笑)

早速試運転・・・と行きたかったのですが
イグニッションキーシリンダのトラブルで機関始動
せず!!!しかし、今回の納品にはレースメカニックが
同行でしたので、レーシングスピードで、速攻
修理即OK。

わたくしも試乗させていただきました。(イェーイ!)
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