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まずは、リフトブラケットの装着。6インチのセットバックとともにセットアップの自由度も上がる。
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完成したスペシャルアウトブラケットに船外機を搭載する。
片方は当然カウンターローテーション仕様だ。美しい!!!
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今回の2機掛け仕様にあたっては、実際の使いやすさと安全性の向上のために、さまざまなアイテムを
導入、コンソール周りのレイアウトを変更し、安全マージンの確保に努めた。
まずは、電子リモコンの導入。(画像-上左)
コレによりスムーズでリニアなシフトとスロットルワークを実現し、更にハンディーリモコン装置の追加に
より、ボート内のどこに居てもシフト、スロットルの操作が可能となった。
油圧トリムタブの取り付け位置も変更。(画像-上右) |
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船外機のチルト&トリムは、ハンドルサイドのレバーで操作できるようにした。
こちらは、オーナーの好みで後から油圧フラップの操作に切り替えることも可能なのだが、
まずは、船外機の操作の為のスイッチとした。
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2機掛けにする以前から、Wバッテリーシステムを組んでいたが、今回の仕様変更により、
Fuelストレーナーと、バッテリーを1対1に変更。
本来であれば、燃料系統と、バッテリーは同一室内にしたくないのだが、ボートの基本仕様のため
やむなしとした。 |
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そしてJCIの工事完了の臨時検査。
しかし、ココからが正念場。
この検査は、いわゆる本検査前の耐久航行試験
の為の検査なのだ。
当初艇体とブラケットの補強で、全長の変更はない
予定であったが、あまりにも美しい一体形成の為
全長の変更も必要となった。
当然測度あり。
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さて、ココからが肉体労働。
雪が降ろうが、風が吹こうが泣く児も黙る
地獄の10時間耐久。
しかも10時間耐久は全開で行うのだ。
撮影したかったのだが、最初のテストで50ktを
オーバーし、カメラがヤバソウだなーと判断。
本日は撮影断念。 |
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数日にわたる耐久航行の後、完成検査。
まず無事合格。
もともとFX24csの最大搭載馬力は250馬力で
あるが、互興マリンの緻密な強度計算と優れた
施工技術により500馬力の搭載が可能となった。
当然ながら、回転制限などの措置を要するもの
ではなく、500馬力フルパワーで使用可能だ。
最高速度は、24.5pのプロペラで54ktで
セッティング。 |
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カウンター側のエンジンが新品なので、
どうしてもまだエンジンかカタイ。
フルパワーはランニングイン(慣らし運転)の
後に楽しむこととする。
しかし3500rpm+でもほぼ32kt。
全く平和なクルージングが可能となった。
燃費も良好。
1機でビンビンに飛ばしていたことを考えると、心の
余裕も生まれ、地球にも優しい。 |