このほど有限会社互興産業マリン事業部は、ロシアの750ccサイドカーURAL(ウラル)の日本販売法人である
ウラル・ジャパン株式会社(大阪府大阪市)から認定された、正規販売店(認定ディーラー)となりました。

URAL-2WDは、サイドカーにもかかわらず側車(サイドカー)側の車輪も駆動することで『道路交通法』上では自動車として
扱われるため、免許は普通免許(AT限定不可)で運転可能であるのに加え、『道路運送車両法』上では側車付き自動二輪車
としての扱いを受けるため、車庫証明や自動車取得税の対象でもなく、自賠責保険や各税金も側車付き自動二輪車としての
区分のため、維持も実にリーズナブルなのがこのURAL-2WD。
(大型自動二輪免許で運転可能なURAL-1WDモデルもあります)
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体がむき出しのサイドカーでありながら自動車として扱われるため、ヘルメットの着用義務がないというのも(*注)
互興マリンの本業であるプレジャーボート(船舶)と同様、様ような意味合いを含めて、最も自然と向き合える
人間の移動手段とも言えよう。(平成29年3月31日現在)
すべてのリスクは、自らの決断の上に自らが負ったうえで行動する。まさに大人の判断の上に成立する大人の乗り物。
一度海に出れば、船の中の出来事はすべて船長責任である。責任があるからこそ、その向こうに自由があるのだ。
法によって縛られないものは、自らの責任と判断でアクションを起こす。自由とはまさにそういうことだ。
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(*注)安全運転はすべての運転者の義務です。互興マリンは、ノーヘル運転を推奨しているわけではありません。
運行中の安全性向上も含め、仮に着用義務はなくても、身体むき出しの操縦スタイルから走行風や石はねからの
目や頭部の保護、万が一の事故にも備えてヘルメットの着用やライディングに相応しい服装等の着用で、少しでも
身の安全確保とリスク軽減を図りましょう。URALのセーフティーライディングは互興マリン第一の願いです。
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URALの2WDモデルは、サイドカーである上に2WDであるがゆえに、舗装道路以外のいわゆるオフロードもその脅威とも
いえる走行性能を発揮する。URALのそのルーツをたどれば、第二次大戦中に使用された軍用車両ということもあり、
外遊びの為の移動手段としてもあらゆるフィールドで最高の相棒となる事だろう。また最大3人搭乗可能なURALは、
愛する夫や妻、子供、あるいは目に入れても痛くない程に可愛い孫や志を共にする竹馬の友とも、一緒に釣りやキャンプ、
あるいは果てしない旅へと出ることも夢ではない。
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レトロなフォルムに誰もが懐かしい心休まる暖かさに加え、現在新車でデリバリーされるURALにおいては、電子制御の
燃料噴射装置を備えたOHV水平対向二気筒エンジンで、シンプルで美しい外観はその昔のソレのままに、
キャブレターモデルのような気難しさもなくセルスタートでスムーズに目覚め、ストレスなく目的地へと誘ってくれる
ことだろう。
またブレーキシステムは、現在においてもごく一部のハイパフォーマンスモデルにしか採用されてない事でも知られ、
レースでもその名を轟かすイタリアのスーパーメジャーブレーキブランドであるブレンボのディスクブレーキシステムを
標準で装備、更に一部仕様ではヘッドライトや補助灯等も低電量で高輝度な最新の照明システムLEDを採用するなど、
現代の交通事情にも対応するアップデートにも抜かりがない。
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今やURALは、その長い工業製品としての歴史流れの中で技術的に磨き続けられ、その当時からタイムスリップしてきた
かのような独特なフォルムと乗り味はそのままに、維持・稼働させるだけでも特殊技術を要するような一部のコアなマニア
だけが愛する特殊な乗り物ではなくなりました。
現存する新車デリバリ可能なマスプロ製品として、他の何とも似ていない独自のフォルムとメカニズム、サイドカースタイル
でありながらも2WDモデルは普通免許で運転可能、しかもこのURAL-2WDモデルは側車付き二輪車としての区分から、
維持する為の公的コストもモーターサイクルと同様に負担が少ない。
オンロードからオフロード、またそれが時によっては雪道であっても自ら思うがままのフィールドへ旅立てる最高の相棒。
URAL。この自由への片道切符は、互興マリンからお届けいたします。 |
平成29年3月26日
有限会社 互興産業
代表取締役 沼田光弘 |